開催報告:第23回 ビジョナリーあさカンファレンス

「あなたにとって大切で重要な刺激的なことをやっているならば、あなたは頑張る必要はない。ビジョンがあなたを突き動かしてくれる。」

これはスティーブ・ジョブズの言葉です。

 

世界中のリーダーが必要だとし掲げている、ビジョン。でもそれはリーダーだけに必要なのでしょうか。

誰でも掲げることで、人生で成し遂げたいこと、自分のあるべき姿により早く・確実に近づく事ができます。

ビジョナリーあさカンファレンス(VAC)は、人生の指標となる「ビジョン」と通過点(目標あらため)に向き合い考える場です。

また、その通過点を達成するための作戦を明確し、ビジョンを実現する道筋をたてる事ができます。

2023年3月17日(金)オンラインで開催された様子をレポートいたします。

 

VACのラインナップ(スケジュール)
時間 内容
06:30~ 開始
06:35~ ミニセミナー 講師:ヨクスル株式会社高木正和氏

テーマ:風林火山

06:55~ 今後のご案内、写真撮影
07:10~ 会の紹介、ビジョンダンプ
07:25~ 休憩&ブレイクアウトセッション準備
07:30~ 目標ワーク~プレゼン+質問感想気づきシェア
08:30~ メインセッション 締め、振り返り、気づきシェア
08:50 終了
09:10~ ビジョナリーひるカンファレンス へ!

 

ミニセミナー

今回の講師は、当団体PAGのありがとうプロフェッショナルの会代表でもある、高木正和さん(ヨクスル株式会社 代表取締役)による「風林火山」の第四弾、「山」を題材にお話しいただきました。

メンバーからは高木師匠と呼ばれる、高木さん流「風林火山」の「山」の捉え方とは⁈

「動かざること山の如し」とありますが、まず本当に動かないのか?と高木さんは問いをたてます。

 

「山が動いた!」とう言葉もあります。

これは1989年、消費税導入しようとした当時政権が選挙で大敗。

社会党が大躍進した時に土井たか子さんが発した言葉です。

 

また、大陸や日本列島もプレート移動をして、地面は動いとるやないかい!

と柔軟に発想を広げます。

確かに、富士山が高いのもエベレストが高いのも地殻移動や火山活動の結果ですものね。

 

人は山に対して特別な感情を持ったりもします。

日本三大霊山と呼ばれる山は、高野山、比叡山、身延山です。

古くから祈りの場や修行の場として崇められています。

日本で一番高い山は富士山、世界一はエベレスト。

それは誰でも知っている知識ですね。

 

高い山には登ってみたくなったり、登った事を尊敬されたりもします。

ではなぜ登頂を目指すのでしょうか?

 

エベレスト登頂に挑戦した、イギリスの登山家ジョージ・マロニー(1886年6月18日~1924年6月8日)。

記者に「なぜエベレストに登るのか?」という質問に対して

マロニーは、

「そこにエベレストがあるからだ。世界最高峰で誰も登頂していない。だから私が行くのだ」

と答えます。(「そこに山があるからだ」というのは、間違いなんですね)

この言葉から、高木さんは

「我々も世界最高峰を目指してもいい。

だがもっと大事なのは、自分史上最高を目指してもいい、その「山」こそがビジョンだ!」

とメッセージをくれます。

 

そしてこう続けます。

「みなさんは目指す山(ビジョン)の頂が見えてますか?」

「その山の頂に通ずる道が見えていますか?」

「歩き始めないと、行ってみないとわからない事があるかもしれません」

「一人で登ってもいいけど、仲間と歩いたほうが楽しいかもしれない」

 

自分史上最高を目指し、達成することは、年齢は全く関係ないのですね。

「人生今が一番若い」とは永六輔の言葉ですが、

始めよう、あるべき姿を実現しようと取り組むのは、今が一番ベストなタイミングなのだと大きな気づきがありました。

また、日々仕事や生活をしていると森の中をさまよっている感覚になる事もありますが、

森だと思っていたのは、実は山だったのではと気付き、上を向く事で目指すべき方向にゆらがなくもなりますね。

 

「動かざること山の如し」とは、私的には「動かないのは山の頂上、頂はぶれないのだ」

という解釈に変わりました。

高木さん、いや高木師匠!!ありがとうございました!

 

代表 渡辺岳(ガク)さんより、ビジョナリーカンファレンスの3期目5月以降のメッセージ

 

ビジョナリーカンファレンスサードシーズンまもなく突入!!場力を上げる場としてシンカします。

5月に開催されるビジョナリーパーティをもって、ビジョナリーカンファレンス(VC)は三周年を迎えます。

そのタイミングでビジョンを掲げて実現することにより取り組む会にするため、

またビジョンの実現に直結するようになるため、ビジョナリーカンファレンス(VC)の各活動をシンカさせます。

それに伴い、セミナー系を一旦お休みにしようと考えていると告げられました。

立ち上げ(リスタート)の頃は今現在ほど、ビジョンを掲げれている人は少なかったと思います。

ですが3年取り組み、ビジョンを掲げれるメンバーが増えました。

変化は、よりビジョンを深く考える会にシンカするため

現状にとどまることないシンカ、をこれからも続けていきます。

 

ビジョナリーカンファレンスオリジナルの型【VPREP】

続いて、VPREPの解説へ。

【VPREP】とは、ビジョナリーカンファレンスオリジナルの考え方の型。

V(ビジョン)+PREP法(結論・理由・具体例・結論の流れで伝える方法)のこと。

VPREPではPREP法を、【P=通過点、R=作戦、E=具体的行動、P=通過点に戻るのではなくまとめ】と位置づけます。

通過点に対して作戦を理由(Reason)に置くことで、「私はこの通過点に到達します、なぜならこの作戦をやるからです…」

という論理構成になることがVPREP。

 

私自身は、このフレームワークを自社のミーティングにも活用しています。

その効果は、

・論理的なプレゼン力が身につく

・優先順位が高い作戦をたてることができる

・数値を必ず入れることで、具体的・定量的・計測ができる作戦となる

・振り返りの時、もし未達成だったなら、原因は「1か月先のあるべき姿」なのか、「作戦」だったのか

特定し、反省や改善がしやくすなる

・発表からフィードバックをもらい、ヌケモレなどに気が付く事ができる

などです。

職場のメンバーの達成力も日々上がってきています。

ぜひVACに参加し、VPREPフレームワークの力と場のチカラを体験してみてください!

 

ビジョンダンプを通してビジョンを見つけよう!

ビジョンとは、あなたが見たい景色・みんなで観る景色…

実現したい世界・生きる理由….

人生における目的や感情をビジュアル化、言語化したもの。

これらが、ビジョナリーカンファレンスが定義するビジョンです。

よりカラフルで立体的に、奥行きがあったり音や声が聞こえるように

なると、そのビジョンは実現しやすくなると言われます。

 

ですが、誰もがすぐにビジョンをみる事ができるわけではありませんよね。

VACでは自分のビジョンを見つける事ができるよう、「ビジョンダンプ」というワークがあります。

 

今回のワークテーマは、

「人からどんな性格だと言われますか?何が向いていると言われますか?」でした。

改めて自分ってどんな性格だと言われるかな?自分の正確って、

相手から聞く事と合わない事ってあるよね、なんて気が付く事ができました。

 

ここでトレーニングして、自分史上最高になるためのビジョンを設定しましよう♪

 

 

ビジョンを実現したい仲間を募集しています!

冒頭で書いた、

「あなたにとって大切で重要な刺激的なことをやっているならば、あなたは頑張る必要はない。

ビジョンがあなたを突き動かしてくれる。」

という言葉から、あなたはどう感じるでしょうか。

 

「ビジョンなんて大げさなこと、自分には必要ない」

「ビジョンなんてなくても、楽しく生きていけるさ」

と感じるでしょうか。

 

もしくは、

「人生100年と言われている。何歳になっても活躍していたい」

「世の中を良くする事、少なくても自分の周りの人たちをよりハッピーにしたい」

「子どもたちが成長して生きる未来を良くしたい」

というような思いが突き動かされるでしょうか。

 

ビジョンを設定する事で、今取り組んでいる事がビジョンに直結する事を

選ぶ事になります。

そうなるとどうでしょう、取り組むことが楽しくなってしまうんです。

 

ビジョンに向かって進む事は、山登りだと私は考えます。

上を向き頂上を把握(ビジョン)。そしてそこに登頂するための道筋や手段を考えて行動(作戦)。

道が進めば、視座が高まり視野が広がる。そして士気があがりますね。

仲間がいれば尚更。

 

ここに集まるメンバーは、それぞれビジョンは違えど応援し励ましあう仲間です。

ご興味を持たれましたら、ぜひ一度ご連絡ください!

 

ご案内はこちらから↓

●あさカンファレンス
https://pag-presidents.jp/event/relation/2787/

お試し参加お申し込みはこちらから↓

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSd86Cv3OYjlj0qOZ4VFgGffNXizUnGnKEMHYvAypRkvdcq1qg/viewform

お試し参加もできます。

どんな様子か覗いてみたいかたは、カメラオフの「耳だけ参加」も大歓迎です!

 

(文:工藤 正隆)

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