開催報告：第13回 ビジョナリー勉強カンファレンス 〜パチプロに学ぶプロフェッショナルの条件〜

2022年6月9日。
第13回「ビジョナリー勉強カンファレンス」を開催。

●『学びの場』ビジョナリー勉強カンファレンス（VBC）とは？

ビジョンや目標の検討、考えの深堀り、作戦の実行、必要な行動に
役に立つ情報をお届けします！

第13回目のテーマは、「パチプロに学ぶプロフェッショナルの条件」。
講師は、一般社団法人日本フィードバック協会 代表理事　野見将之さん。
元大手パチンコ店グループNo.1店長のご経験からプロフェッショナルの条件をお話いただきます。

ではまず、事前にいただいていた講師からのメッセージがこちら。

「プロ」と聞くと、あなたはどんな人たちを思い浮かべますか？

スポーツ選手、アーティスト、芸能人などでしょうか？

もちろん、今あなたがイメージした人もプロでしょう。

しかし、わたしはこう考えます。

「人は誰でも、何かしらのプロである」と。

なぜそう言い切れるのか。

わたしは16年間パチンコ店で働いてきました。

そこには「パチプロ」と呼ばれる人たちがいました。

「パチンコのプロ」を略して「パチプロ」です。

パチプロと聞くと、世間的にはあまり良いイメージがないかもしれません。

たしかに、パチプロと言っても千差万別。

その多くは社会的に評価されるようなものではないでしょう。

しかし、その中でもトップにいる人(プロ中のプロ)たちには、
歴とした美学(哲学やこだわり)があります。

そしてこの美学は、生きていく上で
全ての人が持っている要素でもあったのです。

なので今回は、まず彼らの美学に触れながら、

「プロとは何か？」を一緒に考えていきましょう。

そして、そこからエッセンスを抽出して、

「わたしのプロフェッショナルとは？」

を見つけていきましょう。

今回のVBCにご参加いただくことで、必ずや

あなたのプロフェッショナルが見つかるでしょう。

ぜひご参加お待ちしております。

「プロとは何か？」こんな問いを持ちながら、参加いたします。

まずは、お馴染みのウォーミングアップです。

今日終わったらどうなっていたら最高ですか？

ーーーーーーーーー

みなさんのワクワクが感じられます。

それでは、野見先生の講義です！

今日の結論

いきなり結論をいただきました！
しかし、わたしにはプロフェッショナルと呼べるものなんてない……
と思いますね。
今日の講義を聞けば、
必ずあなたのプロフェッショナルが見つかります！！
一緒に探していきましょう。

心強い言葉をいただきました。

野見先生のプロフィール

野見先生は、考えた結果、敵の懐に入る戦略としてパチンコ店に就職したんですね。

本日のメニュー

パチンコってなに？→パチプロってなに？→プロってなに？→あなたは何のプロ？
パチンコからどのように「プロ」を学ぶのか、期待感が溢れます。

1：パチンコってなに？

【まとめ】パチンコってなに？
「ボーダーを基準として勝ったり負けたりする遊び」
ボーダー＝損益分岐ラインとのこと、なんだか戦略的に感じられます。

私は、社会人になった時に、1時間足らずで2万円が消えていったことを思い出しました。

2：パチプロって誰？

パチンコで生計を立てている人だそうで、ボーダーを越える台をとにかくたくさん打つ。
ボーダーを越える台を打ち続けると、確率論で最終的には勝てるという期待値の問題だそうです。

また、パチプロにも色んなタイプがあるそうです。
一匹狼タイプ（1人）、チームタイプ（2～5人）、組織タイプ（6人～）
組織タイプではマネジメントも必要なんだそうです。もはや企業ですね。

【まとめ】パチプロって誰？
「どうすれば勝てるのか？」
この問いと向き合って自分のスタイルを確立した人

確かに、自分のスタイルを確立されている人は魅力的ですね。

3：プロってなに？

イチロー選手（プロ野球）
「プロフェッショナルというものは、ファンを圧倒し、選手を圧倒し、圧倒的な結果を残すということ」
羽生善治（プロ棋士）
「変わらないというか、核があるというか、信念があるというか、誇りがあるというか、つまり本当に大事にしているものを守り続けている、信じ続けているということではないかなぁ」
吉原義人（プロ刀鍛冶）
「自分が作るものづくりを極めていい仕事が出来るのは当たり前。それを貢献者に伝えられたときこそプロフェッショナルと言えるんじゃないか」

著名なプロの言葉は、意外とバラバラですね。
野見先生にまとめていただきます。

たしかに「こだわり」があるからこそ極めていけるんですね。

4：あなたは何のプロ？

ワークの時間です。

こだわりを抽出する方法は、一番です。

範囲を限定して一番になろう
・「PAGの中で一番〇〇」
・「部署内で一番〇〇」
・「日本で一番〇〇」
・「家族の中で一番〇〇」

それでも、一番を名乗るには気後れしますね。
そんな受講者に野見先生から心強い言葉が、こちら

はい、名乗ったもの勝ちです！

ブレイクアウトルーム

ブレイクアウトルームに4人ずつに分かれてワークをします。
発表者1分、フィードバック30秒/1人、2分30秒×4人＝10分です。
フィードバックの注意事項があります。

さすが日本フィードバック協会代表理事！
相手が自分のこだわりを明確にするためのフィードバックなんですね。

ここまで読んでいただいたあなたも是非考えてみてください。

ちなみに、私はこのように考えました。
「わたしはPAGの中で一番アウトプットリーダーです」
by吉良健一
名乗ったもの勝ち、ですね。

ブレイクアウトルームの感想

野見先生の総括

最終的にみなさんの中で、
何かしらのこだわり、自分の中でプロ意識をもってやりたいな。
が見つかったらいいなと思ってシェアしてやらしてもらいました。
みなさんの話を聞いているともうちょっと深掘りしたくなる感じがして、
そこを突き詰めていくと
確かに自分のこだわりポイントだよな
ここはやっぱ他の人よりもっとこだわってやりたいよな
ってところが、もう1個2個奥にある感じもしました。
ぜひ今日だけに限らず、
そこを自分のプロフェッショナルとして磨いていってほしい、こだわっていってほしい
人がこだわっているのって、自分とこだわりが違ったとしても、
見てるとその人なりのこだわりって共感を生みやすい
そこを突き詰めていくとプロになると思います。
今回のことをきっかけに、こだわりたいポイント、もっと深掘りしたいポイントを突き詰めていってほしいです。

最後に、ちょっとだけお知らせです。
月曜日朝7:00～7:30「朝礼やります」
野見さんは実は朝礼のプロなんです。
パチンコ屋さんで16年間朝礼をやり続けたんです。
みんなにひと言ずつしゃべってもらってから、全員にフィードバックを返していたそうです。

ご興味ある方はこちらから
Facebookグループに入ってみてください♪
（私も入っています）
↓
https://www.facebook.com/groups/975206753161833
宣言して行動して完了報告をする。

たったそれだけのことですが、
これを習慣にするとすごい効果がありますよ。

いかがでしたでしょうか？
あなたにとってのプロフェッショナルは見つかりましたでしょうか？

ビジョナリー勉強カンファレンスでは、このような形で学びを深めています。
ぜひ、あなたもご参加してみてください。

次回のビジョナリー勉強カンファレンスのお知らせ

◎日　時：7月14日（木） 20:00〜21:40
◎テーマ：「シンカするためのマインドの作り方」
◎講　師：株式会社アタックス・セールス・アソシエイツ　/　ロジかわ会代表　山本なつみ氏

https://pag-presidents.jp/event/relation/985/

来月も、多くのビジョナリーに会えることを楽しみにしています！

（文責：吉良 健一）