開催報告:第4回 ビジョナリーカンファレンス 〜あさ・ひる〜
2021年8月19日(木)。
第4回「ビジョナリーカンファレンス」はオンライン会場(Zoom)のみで開催。
全国各地からご参加いただき、わたくし菅沙絵も東京の自宅から張り切ってジョイン!
ではさっそく、あさカンファレンスから順にみていきましょう!
ビジョナリーあさカンファレンス
●『創造の場』ビジョナリーあさカンファレンス(VAC)とは?
時間 | 内容 |
---|---|
06:30~ | 開始 |
06:35~ | ミニセミナー |
06:55~ | 今後のご案内、写真撮影 |
07:10~ | 会の紹介、ビジョンダンプ |
07:25~ | 休憩&ブレイクアウトセッション準備 |
07:30~ | 目標ワーク~プレゼン+質問感想気づきシェア |
08:30~ | メインセッション 締め、振り返り、気づきシェア |
08:50 | 終了 |
09:10~ | ビジョナリーひるカンファレンス へ! |
ミニセミナー
今回ミニセミナーをご担当くださったのは、ヨクスル株式会社 代表取締役である、高木正和さんです。
高木さんは、「爆売れ商品開発アドバイザー」として、主に製造業の技術開発を支援し、意欲ある経営者の目標を達成させる経営コンサルタント。
クライアントさんの中には、前年度から売上3.6倍、目標達成と黒字化を同時に果たした方もいらっしゃるなど、大きな成果を上げられ、企業研修では受講者から高い満足度評価を獲得。
また、中小企業診断士対象の契約力アップ講座を主催されるなど、幅広く活躍していらっしゃいます。
この一般社団法人PAGの活動の一つ、プロフェッショナルありがとうの会の代表でもあります。
高木さんには、1年間のVACを通して「喜怒哀楽」をテーマにミニセミナーをしていただきます。
毎回、テーマを変え、「喜」「怒」「哀」「楽」それぞれについてお話いただきますが、今回は……哀しみの「哀」。
個人的に、一番惹かれるテーマです。
みなさん、「哀」といえば、何を連想しますか?
この後、ドッと笑いが起きる、みなさんを笑顔にした言葉とは?
ぜひ、動画でご確認ください。
(【会員限定】となりますので、ご入会されれば閲覧可能となります。パスワードはメルマガでお届けします)
今回も、「クスっ」としてたら突然「うるっ」がやってきたり……朝から感情が大きく揺さぶられました。
何度でも聴きたい。そう思わせてくれるのが高木さんのお話です。
セミナーにご参加された方も、ぜひ時間帯を変えてご覧ください。
また違った感情に気づかされます。
(私は晩酌しながら見ていたところ、昔からよく聴いていた、姉の大好きなあの人の歌詞がでてきたので、しみじみ唄ってしまいました。笑)
代表 渡辺岳(ガク)さんより。〜長続きする人とは?〜
恒例の、代表ガクさんからの「大切なお話」。
今回はなんだろう? と思っていると、
「今日は2つだけメモしてください」とガクさん。
1つ目は、【この会は、私に何をしてくれるだろうか?】
2つ目は、【この会では、私に何ができるだろうか?】
これは、有料コミュニティにおいて「長続きする人としない人」です。
ほう、なるほど。
【1】の人は、常に、誰かが何かをしてくれる。環境が何かをしてくれる。
お金払ってるんだから、何かしてくれる。
受け身である。
となると、たしかに、初めに感じた新鮮味はなくなるし、「自分にとって価値がない」という判断をすることになる可能性は高まる気がしますね。
一方、【2】の人は、お金を払っておきながら、自分が周りのために何ができるんだろうか?
と常に考えながら行動をしている。
能動的に動くから、新鮮味がなくなることもないだろうし、「みんなと一緒に価値を高めよう」と思うから、自然と長続きする。
「意識していなくてもそうなる」
「PAGでは、【2】の人を募集しています。そう言わなくても、そういう人が集まっている」
とガクさんがおっしゃっていましたが、まさにそうだと感じます。
ミニセミナーも、ノウハウを提供するというよりは、「心をひとつに整える」ということだと思っているとガクさん。
「心をひとつに整える」
参加しているみんなと、
「心をひとつに整える」時間。
ステキだ。
今回のあさカンファレンスの中でも、かなりインパクトがあり、私の大切にしたい言葉となりました。
続いて、みなさんにオススメの方法と伝えてくれたのが、こちら。
【ヘンタイさんになる】(ってオススメされても……ですよね。笑)
ヘンタイの意味とは?
身銭を切って参加し、「コンテンツを集めること」を目標にするのではなく、
「10年そこにいる人と関係を続けること」を目標にする。
10年続く会を目指したい(もちろんそれ以上)、と初めからガクさんはおっしゃっています。
その気持ちを持つだけで、目の前の人との向き合い方が変わりますよね。
その場だけのお付き合いだと思うのか、
10年続くお付き合いだと思うのか。
信頼関係を構築するには、「時間が必要」だと言われます。
一般的には、共に過ごしてきた時間が長ければ長いほど、信頼もできると感じられることでしょう。
しかし私はこう思うんです。
必要な時間は、過去の時間だけじゃなくて、未来の時間も同じ。
共に過ごすと決めた瞬間、信頼関係は構築される気がします。
少なくとも、私は「10年続く会にしたい。10年この仲間たちと一緒に歩んでいきたい」そう感じ、願う人のことは、信頼しているし、信頼できると感じます。
とここまで書いておいてなんですが、
別に、そう思えない人はちょっと……とは1ミリも思っていなくて、正直、いきなりそう言われてもよくわからない……って感じる人もいると思うし、普通の感情かな、とも思うわけです。
だから、参加していく中で、自然とそう思えるようになったら、それはとても尊いことだと思います。
いずれにせよ、人との繋がり以上の財産はない。
そう感じています。
「10年続く会を謳うビジョナリーカンファレンス」を訪れた方が、少しでも価値を感じてくれて、一緒に価値を高めたいと感じてくれたら、こんなに嬉しいことはありません。
ビジョンダンプ
新生ビジョナリーカンファレンスの一番の特徴と言っていいのが、
『ビジョンを思い描くことからはじめる』です。
ビジョンの説明を、株式会社ナミックス代表取締役の長井剛敏(たけさん)さんからしていただきました。
そのために2つのワークがあります。
ひとつめは、毎回違ったテーマに沿って考え、ビジョンのヒントにするワーク。
今回のテーマはこちら。
「今まで時間やお金をたくさん使ったことはなんですか」
毎回変わるこのテーマが面白い。
普段考えないことを考えることで、思考の枠が広がります。
ふたつめは、実際にビジョンを考えるワーク。
ビジョンは「一発勝負」ではありません。
毎回、セミナーやワークをとおして、ブラッシュアップしていければOKなんですよね。
でもそもそも、なんでビジョンを思い描くことからはじめるの?
どうですか?
なんだか幸せな気分になりませんか?
ちなみに、「例えばビジョン2」はわたくし、菅沙絵のビジョンです。
私はずっと「目標を立てる」ことから遠ざかっていた時期がありました。
「高い目標を立てて、それを絶対達成する会」(ビジョナリーカンファレンスになる前)のときは、「高い目標を掲げること」ができなくなっていた。
正確にいうと、「高い目標を掲げること自体を放棄する時期があってもいい」そう感じていたんです。
ただ、新生ビジョナリーカンファレンスとなり、参加をして「ビジョン」を考えるところからスタートしたら、不思議なことに目標がいくつもでてきました。
そして今、私はとてつもなく大きなことに気づいてしまった。
本来、達成したい目標はたくさんある。
ーーーーー
・英会話できるようになる
・ビジョナリーカンファレンスという場を広める
・WordPressのスキル向上
ーーーーー
すべて私が掲げてきた目標。ちなみに今は3つ目ね。
これを「高い目標を掲げて〜」のときに出てきたかというと、出てこない。
なぜって、なんか普通だから。
※これは、私にとって簡単だという話ではまったくなく(むしろすべて困難を極める)その目標が自分の中で「高い目標」に聞こえないと感じているということなんです
でも、ビジョンから考え、発表をすると、すべての目標がとても崇高なものに思える。(あくまで私の感覚)
私のビジョンは、
【自分のことが大好きな人であふれる世界をつくること】。
そのために、
「一番ニガテ意識がある英会話に挑戦したら、自分を好きになれるな」とか、
「ビジョナリーカンファレンスっていう場でビジョンを語ると、みんな自分のこと大好きになるから広めていきたいな」とか、
「会社でHPリニューアルのリーダーを任されたから、WordPress使いこなして結果を出せたら、自分がもっと好きになれるな」とか。
すべてがビジョンに繋がっていると思うと、その目標がとても崇高なものに思えるのです。(あくまで私の感覚)
逆に、仲間に対しても、ビジョンから聴かせてもらうことで、より応援したい気持ちにもなる。
ビジョンを描く、仲間のビジョンを知る。
この場の価値を多くの人に届けたいし、活用してほしい。
やっぱり、この想いは強くなるばかりだな。
ぜひ一度、体感しにきてくださいね。
感想・気づきシェア
では、みなさんからいただいた、感想気づきのシェア、を一挙ご紹介!
・哀が意味する深い話 感動して涙が出そうだった
・私には、何ができるのか? これからも探していきたい
・目標の中の内訳を考える
・お客様の変化をストーリーづくり
・毎回、ブレイクアウトで 必然 のご縁が広がる
・ミュニティ ; 私に何ができるか ?
・強み診断士(ストレングスファインダー)
・深い哀しみを知っている人は強い
・きらけんさんの勉強カンファレンスに出たい
・全員営業 全員で何かをやる
・嫌味のない良い影響
・着火させる
・わかる言葉を練る
・健康第一
・体験は思い出と発見づくり
・実体験から生まれたビジョンの推進力に興味津々
・お金の使い方から見える価値観
・人の心に火をつける!
・ミニ講義もブレイクアウトでの交流も全部身になる!最高!
・分はこの会で、ここで、相手に、何ができる?の問いかけ(どうしたい? も)
・楽しいことを掘り下げると唯一無二の存在になれる
・見積もりが甘かった。時間をしっかりかけること大事
・私はビジョンは変わらないけど、目標はタイミングで変わる
・V-PREPシート 前回分から引きずられることがあります
・セカイ蔵書図書館 フィードバックで3歩前進!
・朝会の流れ →鮮烈されていて素晴らしかった
・目標と作戦の書き方 →達成可能なレベルに仕上げるとリアリティが上がる
・ノートの型をしっかりと守る
・同じ人の話を何度も聞くと、シンカがわかっていい
・具体的に自分に扱えるサイズにしていくと行動できる
・カウンセリングとフィードバックの違いを明確に
・「なんて紹介すれば良い?」を言語化しておく
・頑張って夢中で話していると良きフィードバックが絞り出せる
・作戦考えるとき、VYCでフィードバックあった「その作戦で目標に50%近づけるか」を活かせた
・与える人は、まず自立
・ビジョンに、その人らしさが表れる
・信頼関係の強さ
・目標を10倍にすると思考が変わる
・自分はマズロー欲求5段階説のその上にある自己超越に向かう途中にいることがわかった
・救いたいという思いがビジョンになる
・朝のアウトプットは脳内活性に最高!
・岳さんから、長続きできる人になる
・自分から、人の力になりたい!新しいビジョンが出来た!
・高木さんのお話から 世の中にはいろんな背景をお持ちの方がいらっしゃって、それぞれの思いで、頑張って生きていらっしゃるんだなと思いました。(哀川翔さん)
・いろんな立場、業種の方と、フラットにお話しさせていただけるので、たくさんの気づきをいただける!
ビジョナリーひるカンファレンス(VHC)
●『課題解決の場』ビジョナリーひるカンファレンス(VHC)とは?
スケジュール
時間 | 内容 |
---|---|
09:10~ | 開始(挨拶)&写真撮影 |
09:20~ | Good or New(自己紹介タイム) |
09:30~ | 課題出し3分 & Zoomチャットシェア & 投票3名 → 1~3位を決める |
09:50~ | 課題① All for One(20分) |
10:10~ | 課題② All for One(20分) |
10:30~ | 課題③ All for One(20分) |
10:50~ | 感想・課題①〜③の方はスモールステップの宣言 |
11:00 | 終了 |
まずはじめに、【Good or New(自己紹介タイム)】を行いますが、毎回「おっ!」とか「えっ!」ってエピソードがあって、こちらも見逃せない時間となっています。
今回シェアしたいのは、大きな転換期を迎えたであろうこのお二人。
※お二人の許可を得て、お名前をださせていただいています
ひとり目は、「やっとビジョンが定まった」という、隈田原太さん。(通称:くまちゃん)
ミニセミナーで高木さんが「救いたいという気持ちがビジョンになることもある」そうおっしゃっていたことが繋がって、ビジョンが明確になったのだとか。
そんなくまちゃんのビジョンが、
【この世の苦しみを力に変換するコンサルタントして、世の中に貢献すること】。
しびれますね。
ビジョンに向けて、行動ができると確信が持てたとおっしゃるくまちゃん。
数時間でここまで前進されたくまちゃんを目の当たりにし、みんな勇気をもらったんじゃないかな、と思います。
ふたり目は、一般社団法人日本フィードバック協会を8月17日に設立したばかりという、野見将之さん。(通称:のみちゃん・のみやん)
「まさに、今朝のビジョナリーあさカンファレンスでもらったフィードバックに多くの気づきがあり、ありがたかった」と。
日本フィードバック協会代表として、スタートを切ったばかりの野見さん。
そのタイミングでリリースしたのが、「自己理解・相互理解を深めるプログラム」なんですが、どう紹介していいかわからない、というフィードバックをもらったのだとか。
いやほんと、これはナイスフィードバックです!
誰でも簡単に説明できるくらいのわかりやすさって大切。
プラス、インパクトに残るキャッチーさがあるといいですよね。
ビジョナリーカンファレンスにおいても、同様のことが言えるな、と感じました。
多くの方にお届けするためにも、キャッチーな言葉を考えていかないと。
大きな一歩を踏み出したお二人の今後に注目です!
それでは、ひるカンファレンスメインテーマにまいりましょう!
今回も、3名の方の課題をみんなで話し合いました!
結果……は、ぜひみなさんの感想をみていただきたい。
こちらがすべてを物語っています。
・野見さんのセッション受けたいです
・自分にダメ出しをしない、でよいと感じた
・野見ちゃんのは来月も取り上げたい!極めて重要!奥が深くて難解な議題なので
・見せ方大事
・葛藤を乗り越えよう(みんなのこれからが楽しみ!)
思いをどう伝えるか工夫してメール文作ってみます
みなさん、お気づきかと思いますが、今回の課題をピックアップされた方の一人に野見さんがいました。
※本人了承済みで掲載
今回も、かなり深いフィードバック、対話がなされました。
日本フィードバック協会の合言葉は、「フィードバックをカジュアルに」。
そこに込められた想いは、まさに「ビジョナリーひるカンファレンス」のような「場」の普及とも言えると野見さん。
その想いが実現することを、心より願い応援しています!!
最後に……
前回、ビジョナリーカンファレンス写真撮影時に必ず行う【VCポーズ】のやり方を特別に公開!!
としましたが、こちらは「手がつりそ〜」という方が続出なので、練習できる場をご用意。(はい、いまね!)
司会のなつむさん力作の、わっかりやすいこのスライド。
二種類ありますので、お好きな方でお試しくださいませ。
10年続く会を目指しているビジョナリーカンファレンスですから、
月4回のイベント(VAC/VHC/VYC/VBC)に
10年間すべてに参加しつづけると……合計360回ポーズを決めることに!
それなら余裕! いつかできるようになる! と思いますよね。
でもですよ、みんなでポーズを決めるプレッシャーの中、焦ってしまって「毎回できない」ということもあり得るわけで。
って、プレッシャーをかけたいわけではまったくなく、
単にみなさんがご自宅で練習している姿を想像すると、ちょっとうれしいな、という思いからの自主練のススメ、でした。笑
次回のビジョナリーあさ・ひるカンファレンスは、9月16日(木)。
オンライン(Zoom)開催。
お申し込みはこちらから↓
https://pag-presidents.jp/event/relation/986/
来月も多くのビジョナリーとお会いできることを楽しみにしています!
(文責:菅 沙絵)