開催報告:第12回 ビジョナリー勉強カンファレンス 〜7つの習慣〜
2022年5月12日。
第12回「ビジョナリー勉強カンファレンス」を開催。
●『学びの場』ビジョナリー勉強カンファレンス(VBC)とは?
ビジョンや目標の検討、考えの深堀り、作戦の実行、必要な行動に
役に立つ情報をお届けします!
第12回目のテーマは、「7つの習慣〜」。
講師は、2016年『7つの習慣』に出会い、人生観に大きな衝撃(パラダイムシフト)を受け、原理原則に従って生きていくことを誓ったという後藤智明さん(以下、コーヴィー先生)。
2017年1月には、「7つの習慣ボードゲーム」公認ナビゲーターとして活動を開始し、
のべ500名以上の方に『7つの習慣』の素晴らしさを伝えています。
私も何回かボードゲームにお邪魔しましたが、単に楽しいというよりも、人生の世知辛さを痛感させられましたね。。
本を読んで学ぶのと、実践するのでは、まったく違う。
私的成功もしていないのに、中途半端に公的成功に手を出そうとして破滅。
自分がいま大切にしたいこと、していることが見えてきます。
そして、本当にそれでいいの? それが一番? と突きつけられる感じがたまらない。
ぜひ一度こちらも体験して欲しいですね。
(↓ボードゲームの様子↓)
実は、コーヴィー先生、1年前のプレ開催で『7つの習慣』をテーマに講義いただいていたんですね。
その内容が最高だったので、「プレだけではもったいない!」ということで、今回再度ご登場いただきました。
そしてそして!
ビジョナリーカンファレンス代表、渡辺岳さんが言い続けている「10年続く会」ですが、なんと今後10年にわたり、毎年5月のビジョナリー勉強カンファレンスにはコーヴィー先生にご登壇いただくことにになりました!!
奥が深い『7つの習慣』、ぜひ一緒にコンプリートいたしましょう!
ではまず、事前にいただいていたコーヴィー先生からのメッセージがこちら。
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今回の題材となる『7つの習慣』には自分の最良の生き方を考え、公私における自分の夢を叶えるためのエッセンスが凝縮されています。
そんな『7つの習慣』を読んで既に実践している人、何度か読んだけど実践できていない人、聞いたことあるけどまだ読んでない人、実は興味ある人、そもそも『7つの習慣』って何って人も、みんな一緒にちょこっとだけ学びましょう!
今回は深い話ではなく、それぞれの習慣が意味することを学びながら、ワークで体験シェアをしていただきます。
最後は皆さんのミッションについて〇〇するかも!
という訳で、お時間ある方はぜひ今回のVBCにご参加下さい。
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私はこの○○が気になって仕方なかった!
さて、これは一体何だったのか!?
まずは、お馴染みのウォーミングアップから、みていきましょう。
最近よかったことは?
・福岡に住んでいる友人と初対面
・7月のライブチケットが当たった
・鎌倉の魅力を発見した
etc
・息子、公務員になる
いやぁ〜「よかったこと」のバリュエーションの豊かさがハンパない。
家族のこと、仕事のこと、ファンのこと、自分のこと。
Happyシェアからスタートするだけで、その場の温度が3度くらいあがりますね。
さて、冒頭から尺とりましたが、いよいよコーヴィー先生の講義です!
7つの習慣とは?
読んだことがない、という方でも、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
私はボードゲームに参加する前に読んでいましたが、すっかり忘れていたので、それをきっかけに再読したんですね。
そのとき本気で思いましたよ。
「全人類がこれを読んで実践すれば、世界平和間違いなし」ってね。
目新しいことは何一つ書いていません。
ほんとあたり前のこと。
でもこのあたり前ができていない。
実際、ボードゲームをしたとき、私は勝敗(あがれるかどうか)半々くらいでした。
分析をすると、仲間(知り合い)がいたときは、あがれる。
つまり、助けてもらえた。
けれど、知らない人ばかりのときは甘えがきかないわけで。
私は自分が成功(あがれる)できるか不明なときも、周りの人が困ってると手助けしたくなる。
でもこれが破滅への第一歩。
共倒れすることも多いんです。苦笑
本当のwin-winを理解しているようで理解していないことを思い知ります。
わかっているつもりでも、わかっていない。
個人的には、本書に書かれていることを「ちゃんとできる」ようになるには、一生かかる気がしますね。
でも、そのことを知る。そのうえで努力する。
これが大事かなって思っています。
インサイド・アウト(内から外へ)
この考え方をベースに、成功の鍵を握る「7つの習慣」が存在します。
どういうことかというと、
・すべての問題は自分の中にあり、自分が変わらなければ周囲も変わらないという考え方
・影響を受けるより影響を与えるという考え方
問題にでくわしたとき、いくら表面では相手が悪いように感じても、そう感じる自分自身に問題があるんですよね。
自分の感じ方。解釈の仕方。からの行動。
すべては「自分の中」に目を向けることがベースになるわけです。
さて、上にも記載してきましたが、これですよ、これ。
【私的成功】からの【公的成功】。
ここにきて、私のレポートではたびたび登場するこれがまたリンクしていてね。
【自分のことが大好きだと言える人で溢れる世界を創ること】
by.菅沙絵ビジョン
私がいっちばん大切にしたいこと、自分だけじゃなくて、全世界のみ〜んなにそう在ってほしいと願うことが【まずは自分自身を好きって言える自分でいよう】です。
これね、嘘偽りや腹黒いことばっかり考えてたら、ぜったい思えないよね。
胸を張って「自分大好き!」って言える生き方ができたら、もうそれだけでいいんじゃないか、って思う。
と同時に、そこがスタートだと感じていてね。
まずは自分を愛してあげる。それがちゃんとできたら次のステージ。
周りの人と手を取り合ってシナジーを創り出す。
公的成功へと移行できるのです。
コーヴィー先生からもらったゴールは、ちょこっとでいいから持って帰ってね♪
まずは、7つの習慣を覚えよう、ってこと。
はい、せっかくなのでここで覚えていってくださいね。
お次はやってきました、いよいよワークです!
これまでの経験を振り返り、【私的成功】したことをシェアしましょう
ブレイクアウトルームに分かれてのシェアタイム。
突然のことに「え、えーっと……」私の頭は混乱。
なので、まずはグループが一緒になった方に話を振りました。笑
お一人目は、第2の習慣「終わりを思い描くことから始める」に関する経験談。
ドラッカー学会というものに参加したとき「死ぬときにどう思われたいか?」というお題で考えた経験があり、そのとき「人間性で語られたい」と痛烈に思ったのだとか。
それからずっと、そのことを念頭に生きている、というのだから素晴らしいですね。
こうしてすぐに語れるのも、彼の経験値の高さが伺えます。
お二人目は、第3の習慣「最優先事項を優先する」に関する経験談。
クラウドファンディングで残り10日間。忙しい中、そこにコミットすることができた結果、目標達成することができたのだとか。
この方は、本業副業とさまざまなことされていて、その中でもこうしてビジョナリーカンファレンスの活動にほぼ参加されている。
自分にとって大切な優先順位をしぜんと選び取ることができていると感じました。
さて、これを受けての私。
私自身、今まで「やるぞ」と決めたことはすべて達成できていたりします。
それって、無意識にも私にとっての大切なことを大切にしてこれたからかな、と感じています。
逆に、まいっか、って思うことは、私の場合、どーでもいいことだったりします。
そんな自分の性質に気づけたのも仲間のおかげですね。
これまでの経験を振り返り、【公的成功】したことをシェアしましょう
公的成功、「私が7つの習慣」で一番すきな(大切にしている)ことが、
第5の習慣「まず、相手の理解に徹する。そして、理解される」。
ここについてのトークで盛り上がりました。
美容師さんがいたのですが、やはりお客さまの要望とプロからみたアドバイスってありますよね。
このとき、まずは話をじっくり聴いて「理解に徹する」そのあとに「win-win」を考える、とおっしゃっていました。
私はプロに推されると弱いほうですが、まずはじめに話をじっくり聴いてもらえたら、信頼のうえでお任せしたいと思えるだろうなと感じました。
個人的には「正しく理解し、正しく理解される。」
これは永遠の課題と思っています。
「理解に徹する」をどれだけしたつもりでも、本当に正しく理解できたかどうかはわからない。
正解は相手の中にある。
だからこそ、聴くに徹して、最終的には訊くことで確認することも大切なんだと思っています。
最後のワーク:「ミッション・ステートメント」を考えよう
●ミッション・ステートメントとは?
→ 自分自身の望む人生、価値観をビジュアルや文字などで表現したもの
・どんな人生を過ごすか?
・何を大切にして生きるか?
・人生で何を成し遂げるか? ← 今回はここに注目!
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例)【自分の役割】 【相手】 【どんな役割、責任、約束、期待を果たしますか?】
【夫】 【妻】 : 人生最期まで最高のパートナーであり続ける
【父親】 【娘】 : 一番の理解者として娘のやりたいことを全力でサポートする
【従業員】 【会社】 : 社長になって福利厚生の価値を高めて社員へ感謝を還元する
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どれも愛に溢れていて、全力で応援したくなるようなミッション・ステートメント。
さて、私も考えてみました。
ちょうど同日の朝、PAGの活動のひとつ、ミッショナリーイングリッシュで「第5の習慣:まず、相手の理解に徹する。そして、理解される」について模擬相談会をしたんですね。
※ミッショナリーイングリッシュは「7つの習慣」をベースに行なっています
そこで代表のリチャードから「尖った相談にしてね」(つまり寄り添うのが難しい)とオファーがあり、私は「両親が口うるさい」ことを話しました。
すると仲間からこんなフレーズが。
「無償の愛」。
正直、とても耳慣れたありふれた、言ってしまえばちょっとサムイと感じる言葉。
けれど、聞いたときに、「あ、そうだな」なんだかすんなり心が受け入れていたんです。
だから今回の「ミッション・ステートメント」。
すぐに決意ができました。
【娘】 【両親】 : すべての言動を愛として受け取り、感謝し続ける
このミッション・ステートメントをつくって何がよかったって、なんだかとても心が軽くなったんです。そして、温かくなりました。
よかったら、ミッション・ステートメント、あなたもつくってみてくださいね。
さて、最後にテストいってみよう!
いかがでしたでしょうか?
単純なようで奥が深い『7つの習慣』。
漫画なんかもでているので、ぜひいちど手にとってみてくださいね。
次回のビジョナリー勉強カンファレンスのお知らせ
◎日 時:6月9日(木) 20:00〜21:40
◎テーマ:「パチプロから学ぶプロフェッショナルの条件」
◎講 師:一般社団法人日本フィードバック協会 代表理事 野見将之氏
(元大手パチンコ店グループNo.1店長)
来月も、多くのビジョナリーに会えることを楽しみにしています!
(文責:菅 沙絵)