開催報告:第2回 (6月振り返り)VYC ビジョナリーよるカンファレンス
2021年7月1日第2回「ビジョナリーよるカンファレンス」はオンライン会場(Zoom)のみで開催しました。
みなさま、こんにちはー。VC運営委員のぎわ(山際彰宏)です。
「ビジョナリーあさ&ひるカンファレンス(以下VAC&VHC)」の2週間後に開催される「ビジョナリーよるカンファレンス(以下VYC)」のコンセプトは「改善の場」です。
VYCでは、VACで掲げたビジョン、目標、作戦をメンテナンス、アップデートする場です。
参加者のお一人、お一人が内省し、ビジョンや目標をブラッシュアップしていきます。
では、内容を見ていきましょう。
VYCの位置づけ・目的とは?
- 行動ができていても・いなくても、現在地点を把握する → 全てに丸をつけて、次の行動につなげる
- 目標と作戦の効果性やビジョンと目標のつながりを改めて考える
- フィードバックの言葉(質問の型)が設計されている → 他メンバーから聞かれることでより内省が進む
私はあまり行動ができてなかったのですが、丸をつけて振り返り、自らを否定しない感じだったので安心することができました。
VYC独自の質問の型・ブレイクアウトセッションとは?
ブレイクアウトセッションでは、ビジョン・目標・作戦 + 振り返りを発表し、その後、他の参加者からのご質問に答えることで、内省を深めていきます。
質問の型の枠組みはこちらです。
- 深堀り=具体化する
- 広げる
- 意味づけ・意義付け
5分間で振り返りをします
各自、6月のVACで使用した、V-PREPシートをもとに、
実行度チェック! | 作戦(Reason)と行動(Example) |
---|---|
効果性チェック! | 目標(Point)と作戦(Reason) |
繋がりチェック! | ビジョン(Vision)と目標(Point) |
を意識して振り返りました。
V-PREPシートに、振り返りを記入できるところがあり、わかりやすかったです。
ブレイクアウトセッション開始!
3名~4名のブレイクアウトルームにわかれて、セッション開始です。
内容はこちら。
- 3分間:本人が発表する(ビジョン・目標・作戦 + 振り返り)
- 8分間:他のメンバー3人が、質問の型の中から選んで質問する
- 1分:本人の宣言 (これやる、見直す、なれれば感想でもOK)
本人の発表を聞いた後、他のメンバーが気になったところを、型にそって質問します。
発表者が質問に答えることで、考えが深まって行くことが感じられました。発表者がどんどん、新しい行動を宣言されたり、「今の目標ではビジョン達成には遠いかも」とのことで別のアプローチ方法が検討されたり、どんどん、内省が深まっていきました。
みなさまの発表を聞いて、私も気づいてしまったんです。自分のビジョンと目標が遠いことに!
目標や行動を見直すことができました。う~ん奥が深い。考えが深まりました。
他のブレイクアウトルームはどんなだったでしょう?
ブレイクアウトルームの感想をシェア
今回は、もっとも良かった人もあわせて発表です!
(なぜに? というところは、最後に発表)
半分冗談、半分本気で、そこには真理みたいなものがあり、
「まず、それに気づけたことを褒めましょう」というところは、3人ともちゃんとできていました。その中のひとりが、「この目標をやめた」と言ったんです!驚いたけれど、宣言したことを取り下げることって実はとても勇気がいることだと思いました。なので、この中でのMVPは「目標取り下げ宣言した」その人にしたいと思います。
6月のVACにご参加されていなくて、このVYCでビジョン目標を即興でたてた人がいました。とても明確で分かりやすかったです。
個人と仕事のビジョンと目標が絶妙にからんでいました。
「なぜそれ?」と振り返らせてもらえて深掘りができてありがたかったです。
MVPは、即興でたてたビジョンが刺さった方にしたいと思います。
わかりやすく、みんなで応援したくなるV-PREPでした。
これは、まさに「MV-PREP(エムブイプレップ)」でした。
ひとつの発表に対して、みんなが深掘れたのがよかった。V-PREPシートも「シンカ」していると感じました。
立派なビジョンと作戦をひとつに絞っている人で「全然行動できてない、なんでだろう?」から深い話になっていきました。そもそもビジョンが違うのでは? ビジョンが空想物語だと動かない。自分を動かすようなビジョンに仕上げないといけない。というところまでいけたのはすごかった。
ということで、MVPはその方です。
MVPは、まさにこの場で進化していった方に!
MVPは勇気を与えるギバーになる、目標も2倍にした方ですね。
ということで、各グループの感想をシェアしていただきましたが、
MVPを聞いた理由……
ずばり、ビジョナリーカンファレンスノート(正式名称VCノート)に掲載する事例選考を兼ねていたから。
VCノートをまさに作成中!
そして! 7月のビジョナリーあさカンファレンスからみなさんにお届けできる予定です。
わかりやすく、事例を掲載するにあたり、せっかくだから今回のVYCで発表いただいた方から選びたい、という運営側の想いがあり、今回MVPを選出していただきました。
その中から、ビジョナリーカンファレンス代表ガクさんが選ばれた内容は……
はい、ぜひ、ノートを手にとり、ご確認いただければと思います。笑
あらためて、ビジョン掲げる意味って何? 型にはまるとは?
いまVCの事務局であり、広報担当の沙絵さんにガクさんが話を振ったんですね。
「PAGに所属していながらも、朝会(5月の新生VCになる前)にも参加していなかった沙絵さん、
なんとなく参加してくれてから、今はすごい前のめりに感じるんですけど、なぜそんな変化があったんですか?」
急なフリで「え?」って表情になった沙絵さんを確認して、正直「まずい……?」と思ったのですが、沙絵さんは一呼吸おくと、話し始めました。
「私は、いま、ビジョンを【自分のことが大好きな人で溢れる世界をつくる】と言っています。
なんかそれを掲げるだけで、実は自分のことが好きになりました。なんかいいビジョンだなって。
それを広めたいな、って思ったときに、”自分がいいな”と思えることを掲げると自分を好きになるな、と思えたんです。だから、ビジョンを掲げる、ビジョナリーカンファレンスという場を広げることが、私のビジョンを実現することに繋がるんじゃないかな、って最近思ってます。みんなビジョンを掲げたら、自分のことを好きになるって思うし、みんなのビジョンを聞きたいと思うんです」
ガクさんより、「まずは、型にはまってください。その上で、まず、ビジョンを作ってみる。目標派だからビジョンを考えないではなく、目標に興味ないからビジョンだけではなく、一旦、型にはまって、その中で自由に発想してほしい。一回くらい型にはまるのもいいじゃん。そしたら、沙絵さんみたいに変わるかもですよ」とのお話がありました。
なるほど!
私は成長のプロセスで「守破離」が大事と思っていました。
なので、一旦、VCの型にはまってみます。
最後に写真撮影です
参加者のみなさまで、VCマークを出した写真撮影
指が攣りそうになりました。笑
今後10年で360回あるので、焦らず、VCマークを出せるようにがんばります。
私は怠け者なので参加することにより、目標の進捗を確認し、進めることができます。また自分自身への内省も進むので、とてもありがたいです。
今後も、VACとVYCはセットで参加していきたいと思いました。
みなさまのご参加お待ちしております。
(文責:山際彰宏)