開催報告:第19回 (11月振り返り)VYC ビジョナリーよるカンファレンス
2022年12月1日(木)20:00-21:40開催 第19回「ビジョナリーよるカンファレンス」はオンライン会場(Zoom)で開催しました。
※VAC翌月の第一木曜日に開催
参加者、お一人、お一人が内省し、他の方からの質問に答えていくことで、ビジョンや目標をブラッシュアップしていきます。
今回は、ビジョナリーカンファレンス事務局の菅沙絵がレポートをお届けします!
ではさっそく♪
写真撮影いってみよう
ビジョナリーカンファレンスのマークである、VCを右手でつくります。
司会のなつむさんの元気な掛け声でいきますよ〜
「来週もみなさんに、会いたい〜」
いやぁ、みんなほんと楽しそうだなぁ。
なんでだろう?
「会いたい」
やっぱりこのワードかな。
「会いたい会いたい会いたい会えない」by.加藤ミリヤ
「会いたくて会いたくて震える」by.西野カナ
なんか切ない象徴的ワードなんだけど、だからこそ、威力が半端ない。
願望が前のめりすぎる。
切なさが伴わない「会いたい」。
もしかしたらこれが最高の笑顔引き出しポインツなのかもしれません。
という、思わぬところでの気づき。
ちょっと横道にそれたので、本題へGO!
VYCの位置づけ・目的とは?
【改善の場】 立てた通過点(目標あらため)、忘れていませんか?
- 行動ができていても・いなくても、現在地点を把握する → 全てにOKを出して、次の行動につなげる
- 通過点・作戦の効果性やビジョンと通過点のつながりを改めて考える
- フィードバックの言葉(質問の型)が設計されている → 他メンバーから聞かれることでより内省が進む
「立てた通過点、忘れていませんか?」
いやいや、忘れるはないでしょう。
とツッコミつつも、「できてた?」と言われると……うむむ。
できていなかったら「忘れている」のと同義。
でもだからこそ、この「改善の場」がとても大切なのです。
あさカンファレンスから2週間後。ちょうど真ん中ね。
そのタイミングで「通過点忘れてない?(できてる?)」と問われることで、少なからず向き合います。
「あ、ぜんぜんできてなかった……」だとしても、向き合ったら、少しは変わるんですよね。
いや、質問の型が変わって(増えて)から、明らかに変化することを実感しています。
「他人に質問されるから気づける瞬間がある」
この体験をぜひ味わっていただきたいと思います。
5分間で振り返りをします
各自、 11月のVACで使用した、VCノート、V-PREPシートをもとにチェック。
実行度の検証! | 1)作成と行動の実行度(%)は? 2)残りの期間何をしますか? |
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ビジョンと通過点の検証! | 3)ビジョンのイメージはできますか? 4)通過点は「具体的、計測可能、達成可能」ですか? 5)ビジョンと通過点のつながりを一言で表すと? |
通過点、作戦、行動の検証! | 6)本当に通過点に到着しますか? それはなぜですか? 7)もっと良い通過点、作戦、行動はありますか? |
ノートが新しくなり早5か月。
振り返りの項目、問いが増えましたが、これが本当によくできています。
中でも私のお気に入りの質問がこれ。
【ビジョンと通過点のつながりを一言で表すと?】
私はよく、「ビジョンと通過点の繋がりがよくわからない」と言われます。
たしかに、ビジョンは「自分のことが大好き! と言える人で溢れる世界を創ること」ですが、
通過点は普通に仕事のことにしていたりします。
ただ、そこにはいつも明確な架け橋が私には見えているんですね。
最近掲げている通過点は、「展示会のアンケートで4.5以上もらう」という感じなんですが、
【ビジョンと通過点のつながりを一言で表すと?】という問いに答えるならば、
「結果を出す自分が好き」
なんですね。
この通過点を突破できたら、「結果を出せた」と思えます。
やっぱり、やるからには結果を出したい、出せると信じたい、いや出す自分で在りたい。
都度通過点自体は変化もしますが、「結果を出す自分で在りたい」は変わらない信念なんです。
とはいえ、プロセスも大切にしているので、対象によっては、結果よりプロセス重視の通過点にもなり得る。
どちらにしても、自分を好きでいられる選択(通過点)を掲げていることに、ブレてない自信がある。
だからそれを言語化できる質問が私には、とっても気持ちがいいのです。
~真髄は質問の型にあり~
VYCのブレイクアウトセッション
ブレイクアウトセッションでは3~4人1組になって1時間程度『質問』していきます。
カンタンにいうと内省を促す場。
- 深堀りする=具体化する 質問が、3つ
- 広げる 質問が、2つ
- 意味づけ・意義付け を尋ねる質問が、2つ
この3つでしたが、前回からあらたに加わった【新質問】があります。
こちらは「応用編」とでもいいますか。これも回数を重ねてきたからこそ、できた質問。
応用編は、「ちょっと聞いてみたい」など、型どおりではない質問がいくつかあります。
もともと、VYCでは「型」を大切にしてきました。
それには2つ理由があって。
一つは、はじめてご参加いただく方にも、「型どおりの質問」をしていただくことで、変な不安や焦りを感じさせない場にするため。
もう一つは、個々の通過点の進捗状況を発表しますが、「それって何?」と周りの人に知ってもらう場ではなく、
本人が「本当にこの通過点でいいんだっけ?」など、内省してビジョンに近づくための場にするため。
でもいよいよこの質問の型にも慣れてきた人も多く、そんな人には「守・破・離」の「破」のステージに行ってもいいのでは?
ということで、新質問を設けました。
そのことにより、明らかに考えさせられることが増えました。
「ちょっと聞いてみたい」っていいのかな? とちょっと躊躇うという声を聞きましたが、本気でその人を思って「ちょっと聞いてみたい」と思ったのなら、ぜひ聞いてあげてください。
そこから思いもよらぬ泥沼に……いや、内省を深めるきっかけになるかもしれません。
ブレイクアウトセッションは
どんな気づきがあった?
各グループから一人、ブレイクアウトルームでの様子、気づきを発表いただきます。指名された方の味がでるなぁ、といつも感じます。
みんなのことを話す人、印象に残ったことを話す人、これが面白い。
ではさっそく見ていきましょう!
作戦はすべてできていたけれど、通過点には辿り着かないとわかった人、逆に、作戦がぜんぜんできなかったけれど、通過点には近づいている実感がある人がいて面白かった。
ビジョンに数字が入っていたが、それは本人の意志と聞いた人の印象が違っていた不思議も面白い。
結果につながるはず、という強い意志がすごいと感じた。
ビジョンに向かって確実に邁進していてすごい。
初参加の方は、とても柔軟性があり通過点も変更していたがしっくりきていた。
ほんわかさんがあえて修羅場?(通過点達成のために邁進する会)に参加してくださるのが素敵と感じました。
ビジョンを語って涙……にもらい泣き。素敵な空間でした。
通過点が大きく変わった人がいるけれど、そのストーリーが面白かった。通過点は、「コツコツやればできること」にした。自分を実験台にしていろんなことをやっている。
達成したら、「ロード・トゥ・ビジョン(通過点を達成した人が語る)」をやってもらいたい人がたくさんいた。
ビジョンはふわっとしてたけれど、通過点は新たに定めました。期間限定、ゆるっとでもちゃんとその通過点に向き合っていきます。
振り返ること、そして、あらためてみんなのビジョンを聴くことで、着実にみなさん快適な一歩を踏み出せたようです。
振り返りの前に、まずはビジョン・通過点設定。
はじめての方向けに、「はじめてのビジョナリーカンファレンス」というお試しの場もありますので、ぜひ、この場からはじめてみませんか?
■はじめてのビジョナリーカンファレンス
◎日 時:2023年1月13日(金)20:00~21:30
https://pag-presidents.jp/event/relation/2432/
(文:菅沙絵)