開催報告:第3回 ビジョナリー勉強カンファレンス 〜ご縁の拡げ方/どの業界・組織でも必要な”人のためになる集客”の実践法〜
2021年8月12日。
第3回「ビジョナリー勉強カンファレンス」を開催。
●『学びの場』ビジョナリー勉強カンファレンス(VBC)とは?
ビジョンや目標の検討、考えの深堀り、作戦の実行、必要な行動に
役に立つ情報をお届けします!
初回のテーマは、「ご縁の拡げ方〜どの業界・組織でも必要な”人のためになる集客”の実践法〜」。
講師は、人と人を繋げ、社会貢献するスペシャリスト 金井克治さん。
まず、事前にいただいていた金井講師からのメッセージがこちら。
自分の好きな場所で多くの人と繋がる喜び。
誰もが求めているのではないでしょうか?
でも、なかなかその気持ちを届けるのってムズカシイと感じています。
私は、セミナー後、そのハードルが少しでも下がっていればうれしいな、と思っていましたが……
さて、どうなったのでしょうか。
まずは、お馴染みのアイスブレイクから!
集客と聞くと、どんな印象をもちますか?
ネガティブ、ポジティブ、人によって感じ方は違いますね。
ちなみに私は、ネガティブな印象の方が強いです。
・ニガテ
・強引
・押し付けがましい
やれと言われたら、なんか気が引けちゃう感じ。
強引に誘いたくない、押し付けたくない、と思っているからなんですが、そもそも集客って……
(はい、心境の変化は以下に続く)
では金井さんのいう集客とは?
喜んでいただける人に、来ていただく
集客とは、【喜んでいただける人に、来ていただく】こと。
お客さまとして来ていただく。
演劇でもなんでも、お客さまは喜んで観劇に行ってますよね。
つまらなかったら、いかないです。
無理やり来てもらうのは、ある意味「連行」。
連行してはダメ、喜んできてもらわないと”意味がない”と言うんです。
おぉ、これには納得。
たしかに、興味のある劇団四季の公演なら、喜んで、ルンルン気分で行きます。
ただ、テーマがホラーだったら……うーん、ちょっと遠慮したいところ。
でもこれって、訊かないとわからないところですよね。
私がホラー苦手か大好物かなんて。
だからまず初めに行うことは……
【相手に興味があるかを訊く】
なんですね。
それをたとえて、「合気道のようなもの」とおっしゃっていました。
コミュニケーションの中で、ふっと向こうが興味を持つ瞬間がある。
そこで技をかけると、倒れる(こちらの胸に飛び込んでくれる)。
思わず足が出てしまった……という集客ができたらいいのだとか。
この時点で、めちゃくちゃ説得力があって、それなら私にもできそう。
いや、むしろしたい。
だって、興味のある演劇の情報が知れたら、私は絶対にうれしいから。
そもそも集客の概念が、まったく違っていたことに、始まって30分経たずして気づかされたという事実。
ただ、まだしっかり腹落ちしていなかったことに気づくのはもう少し先の話で……。
今回かなり大きく私の概念を変えてくれた金井講師ですが、さて、どんな人なのでしょうか。
実は、「やわらちゃん」という呼び名の方が馴染みがある、という方が多いのではないでしょうか。
かくいう、私もそうなので、ここからは「やわらちゃん」と呼ばせていただきます。
(金井さんと書いていて、違和感しかありませんでした。笑)
少しだけ、なぜ「やわらちゃん」と呼ばれるようになったのか? についてご紹介。
小学校6年生の算数の時間。
「こんなときはどのグラフを使うのがよいかな?」という先生の問いに、考える金井少年。
「はい、こんなグラフがいいですね」と先生が答えを示したグラフに、金井少年は納得がいかなかった。
■金井少年:「先生、こっちのグラフの方がいいと思います!」
■先生:「でもね、今回はこっちの方がいいのよ」
■金井少年「でも、やっぱり、こっちの方がいいと思います!!」
一向に譲らない金井少年に向けて先生が放った言葉が、
「本当にあなたは頑固ねぇ、じゃあ今日からあなたはがんこちゃんと呼びましょう」
クラス中爆笑。
それから呼び名が「がんこちゃん」になったらしいですが、ここでイジメなんかに発展しなかったのは、金井少年の確立されたキャラがあったからでしょうね。
それからは、どんな場所でもニックネームは「がんこちゃん」で通してきたらしいですが、
十数年後?
社会人になり、あるセミナーに参加したところ、仲間の一人が、
「だいぶ柔らかくなったよね。今日からやわらちゃんにしようよ」と言ったのだとか。
ということで、現在のやわらちゃんが誕生しました!!
(ちょっと長くなりましたが、谷でもないのになぜやわら? の謎がとけてスッキリされた方もいらっしゃるのはずなので、よしとしてください。笑)
ズバリ、【経営者の会】の立ち上げをいくつもされているから。
そして、すべて「どうしてもやわらちゃんに……」とご指名されているんですよね。
なぜご指名? というのは、もうおわかりでしょう。
「集客」がダントツで上手だから。
人と人をつなげるプロフェッショナルなわけです。
ゲストをどうやって招待する?
集客とは?
【喜んでいただける人に、来ていただく】
でしたね。
となると、一番に考えるのは「相手のメリット」。
何が相手のメリットになるんだろうか? というのを、ヒアリングする中で見つけていく。
相手のビジョンが見えたら、「何が相手のためになるんだろうか?」っていうのも深く考えられますよね。
そして、自ら渦を巻く。
これは、ひとつだけのコミュニティだけではなく、複数に入るということ。
せっかく自分の好きを広めたいと思っていても、広める道筋がないですよね。
少なくとも、こういったコミュニティに所属している人というのは、「向上心」や「社会貢献意欲」も高いと思うので、「相手が喜んでくれる」可能性が高いわけです。
そういういくつかの場所に身を置くことで、よいご縁が広がることは明白ですよね。
前述もしましたが、これが何より大切!
【興味がありそうかをヒアリングすること】
でも思いました。
興味がありそうかを”しっかり”ヒアリングするのって、難しくない?
社交辞令もあるし、私もニガテ意識があったのは、向こうも気を遣ってくれていたら申し訳ない……という気持ちがあったから。
■私:「いま、ビジョンを掲げて目標達成する会に参加しているんだ。ビジョンなんてそれまで考えたこともなかったけど、考えてみると、コロナ禍でもまったく違う視点で未来を見ることができるようになったんだよね。私を救ってくれた場なの」
■A子:「へぇー。それはよかったね。すごいことだよ」
■私「ありがとう。あ、もしよかったらA子も参加しようよ。えっと、次回は9月……」
はい、終了です。
これでA子が、参加表明するかはわかりませんが、A子の真意は闇に包まれたまま。
だからね、集客ニガテなんだって……。
でもここで、私は唸りましたよ。
「詳細は、相手に訊かれるまで話さない」
詳細とは、日時等ですね。
なるほどすぎた。
もしも、本当に興味があれば、絶対に訊いてきますからね。
「えっ、次はいつあるの? 私も参加してみたいけど、参加できるのかな?」
そう言ってくれたら、自分が大好きな場所に堂々と相手を連れて行ってあげたらいい。
みんながハッピーになるわけです。
集客の素晴らしさが腹落ちしたところで、ワークです。
3人にメッセージを送ってみよう!
自分が大好きなコミュニティを紹介したいと思う人、3人にメッセージを送ってみよう、というわけです。
私がまっさきに思ったのは、「ご無沙汰だけれど、私がいま(気になっている)会いたい人にメッセしてみよう」ということ。
自分からご無沙汰している人に連絡って取りにくいですよね。
だから、勉強カンファレンスのワークという名がついていましたが、私にとってはありがたい機会でしかなかったです。
実際、2名にメッセージを送りましたが、やりとりする中で、近況を知ることができたし、私の近況も伝えることができた。
すごく前を向けたし、活力になった。
「集客」。
概念が変わった私にとって、「自身の心の扉を開くきっかけをくれる」魔法の言葉になったかも。
私は自分が、今どんな活動をしていて、その活動がとても好きなんだってこと、人にアピールしたり話しをしたりすることがニガテでした。
ニガテなんだ、って、なんか謙虚っぽく思っているところがあったんです。
でもそれって、ぜんぜん違っていた。
好きなものは、広めていったらいいし、求めている人には伝わった方がいいですよね。
心の扉を開いたら、もっと好きでみんなと繋がることができる。
そんなことを実感させてもらいました。
さて、あなたの集客のイメージ、なにか変化はありましたか?
次回のビジョナリー勉強カンファレンスのお知らせ
◎日 時:9月9日(木) 20:00〜21:40
◎テーマ:カスタマーサクセス
◎講 師:大学中退、元ブラック企業勤務、
元ダメ営業マンからの学び直し「吉良中」の吉良 健一氏
来月も、多くのビジョナリーに会えることを楽しみにしています!
(文責:菅 沙絵)